アートと歩く、エシカルな靴<サイゴン・ソーシャライト>シューズ試着会 10月30日(日)開催

By on 2016年10月28日

弊誌「編集長レポート」で既報の通り、ベトナムの古都フエで生まれたエシカルファッションブランド<Saigon Socialite(サイゴン・ソーシャライト)>のオーダーメイドシューズが日本先行販売され、話題になっている。
 
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クラウドファンディングで日本先行販売

「ソーシャルプロダクツ・アワード2016」(一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会/経済産業省後援)を受賞し、アメリカでも大きな反響を呼んだ。日本でのローンチにあたり、クラウドファンディングを活用した新プロジェクトとして展開。お好みの色、デザインを選ぶことが可能。10月30日(日)には試着体験ができるイベントがイースト東京で行われる。
 
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王宮の装飾を手がけた職人の技が凝縮

「このシューズの特徴は、木彫りのウェッジソールです。まるでアート。芸術作品のようなこのシューズは、ベトナムの古都フエで王宮の装飾を手がけた職人の技が凝縮しています。木彫り、革染、縫製…多くの職人のかたがたがこのシューズに関わっているのです。ひとつひとつ、手づくりで、心を込めてつくっているからこそ醸し出されるぬくもりを、ぜひ一度手に取って感じ取っていただけますと幸いです」と、NPO法人ポレポレ代表理事 高橋 邦之さん。

世界遺産の古都に息づく歴史的なものづくり

同ブランドを立ち上げたのは、LanVy Nguyen(ランヴィー・ニュエン)さん。かつては王宮で栄えていた、ベトナム、フエ。今でも残るその建築物や遺跡はユネスコの世界遺産に登録されている。しかし、王宮におさめる数々の品を作っていた職人の仕事は減り、彼らの技術を受け継いでいくことも困難に。都市の経済も衰退した。

職人の技術を融合・再生し、いまの時代に提案

そんな状況に心を傷めたランヴィーさんが、それまで散り散りになっていた職人の技術を融合し、現代人の生活のなかに組み込むことを試みた。「フエの職人の仕事が増え、技術が継承されていってほしい。そこからまた新しいものが生まれ、未来に繋がっていけば、これほど素晴らしいことはない」。穏やかで熱い情熱が込められたクリエイションだ。遠くベトナムとその歴史に想いを馳せて。

<サイゴン・ソーシャライト>シューズ試着会

10月30日(日)10:00~20:00開催
東京都墨田区本所3-15-5
https://www.facebook.com/events/302419966810965/?active_tab=about
 

About 鈴木 清之

オンラインライター、ブロガー。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)オフィシャルブログおよび関連事業のSNSアカウント<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。 紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当した。 弊誌では担当分のニュースを「B.A.G.NUMBER LENS」として発信。日本国内のバッグブランドを中心に財布、革小物からライフタイルグッズまで幅広く「レザー」「エシカル」「ナチュラル」「サスティナブル」に関するトピックを紹介している。 東京・北千住で生まれ、リーガルコーポレーション(現在は浦安に移転)や大峡製鞄をはじめとした ものづくりのメーカー、ファクトリーが身近にある環境で育つ。精肉店の三代目として家業を継ぐべく竹岸食肉専門学校を卒業。ファッションへの夢を断ち切れず、文化服装学院に入学、同校ファッション情報科を卒業。

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