【編集長レポート】2020年春夏 バッグ展示会ウィーク(11/12~14開催)報告 #3<最終回>

By on 2019年12月25日

こんにちは。編集長の川崎です。メリークリスマス(^^♪

最終回の3回目は、メンズ・ユニセックス系ブランドのご紹介になります。

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1.「AS2OV(アッソブ)」

アウトドアカジュアルを得意とするこちらのブランドは、カラフルさや遊び心をテーマに今シーズンも展開。壁面に吊ったカラフルなポーチは、リュックに取り外しできるポケットにもなる。

テープやボディにはカラーコンビでポップな印象。ドローコードにもアウトドア的な要素を加えて、男女で楽しめるタウンユース性を盛り込んだ。

2.「PRAY(プレイ)」

馬革を使って軽く仕上げた、ユニセックスなカジュアルブランド「プレイ」。「シンプルかつ上品」をテーマに、今回はモデルを使ったイメージビジュアルで新しい都会的なイメージを表現。また定番のリュック、ウエストバッグも、今回はレッドやイエロー、ブルーなどカラーバリエーション豊富に提案。

今回は“ミニマリスト”に向けた小ぶりなバッグを打ち出す。革の重さや見た目の重量感をクリアした、オフホワイトの馬革を加えた。500グラムを切った、ショルダーやミニリュックも展開されている。

3.「FICCE, BRAVE(フィセブレイブ)」

トレンドを意識しつつ、使い勝手や耐久性をベースとして、ストリートシーンの「今」をリアルクローズに落とし込む「東京デリカ」がプロデュースするバッグブランド。「旅の中の感動と、バッグの融合」がブランドコンセプト。

今シーズンは“サスティナビリティ”を意識して、世界の著名ブランドでも採用されている、ペットボトルからリサイクルされたエシカルな素材を使用したラインナップも。またワークテイストをテーマにした「Universal Overall」とのコラボレーションラインも発表。

4.「AXE(アックス)」

2020年にブランド設立20周年を迎える、株式会社イケテイのオリジナルブランド「AXE(アックス)」。20周年記念のテーマは「サステナビリティ」。素材には環境に配慮し、国内の認証を得た日本製の「エコレザー(牛革)」を使用。使い込むほどにエイジングを楽しめる素材。

20周年企画のひとつ「軽量サコッシュ付きのビジネスバッグ」は、バッグインバッグとしても使えるサコッシュがセットされたもの。背面にはペットボトルから再生した繊維「ユニエコロ」を使用。オン・オフ両用という様々な使用シーンに対応できるのも強み。キャッシュレスの流れに合わせたコンパクト財布も提案。

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以上です。

早くも2019年は残り1週間を切りました。売り場は年末商戦まっただ中ですね。

くれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。時間ができたましら、最後に編集長の年末のつぶやきをしたいと思います。

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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