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【編集長レポート】2019年春夏・バッグ展示会ウィーク(11/6~8開催)速報 #1
こんにちは。編集長の川崎です。
11月6日(火)~8日(木)に各社で2019年春夏バッグ展示会が開催されました。そちらで取材させていただいたブランドを、一部ピックアップしてご紹介させていただきます。
今回は、各社工夫を凝らした「展示会での各種プレゼンテーション」を切り取ってみました。
春らしいトレンド感もさることながら、最近はブランドのコンセプトに合った独自のディスプレイや提案ステージ、エコへの取り組みが面白いです。
店頭でそのまま参考にできるものから、具体的なシーンやターゲット層がイメージできるなど。よりユーザー目線に合わせたディスプレイが目を惹きました。
企画やデザイナーの方々が知恵を絞って提案する様子が想像できて、商品に加えこんな切り口で展示会を見てみても、興味深いのではないかと思います。
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1.「アンメートルキャレ」エクルー
今回は、展示会場の入口付近に、白いボディとパンチングメッシュがずらり勢ぞろい。春らしい軽いカラーリングと、パンチングでさわやかに仕上げたショルダー&トートとの組み合わせ。
あえて白×ビビッドで、モード感あるリピート陳列が効果的。売場でもTシャツ着せたりすれば、こんなディスプレイも面白そう。
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2.「アプローズ」藤和商会
こちらでは、定番の大人のバッグをひとまわり小ぶりに仕上げて、同じデザインを親子提案。ボディもママと子供をイメージさせるように、あえて二体を置いて雰囲気を出した。
テーマタイトルが「実際」だけに、よりユーザーのリアリティが喚起できるようなプロモーション。今月からECサイトも立ち上がり、よりユーザーとのコミュニケーションを深めていきたいとのこと。
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3.「ace .」エース
今回のレディスバッグの大きなテーマに「はたらく女性をラクにする」の、レディスビジネスバッグが掲げられた。細かなポケットやリュックになるハンドバッグなど、営業の女性のリアルな声をヒアリングというディテールの作り込みがスゴい。
バッグにはスマホの充電器が入れられるポーチをつけ、命綱である携帯電話の充電時も、スマートに見えるようにとの配慮も。
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4.「バサラ」プリンセストラヤ
前シーズンも提案されていたが、手紐部分が布帛になった多機能ショルダー。人気が高いため、今回はサイズも新たに加わって使い勝手もよくなった。
ここのデザインルームの女性達をイメージしたハレパネボードに商品をかけて、より親密感を高めているのもナイス。手紐ショルダーの部分にまでモノが入るという徹底ぶり。
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5.「The Dancing Room by Casselini」キャセリーニ
ネコが百面相をする「The Dancing Room by Casselini」は、猫がさまざまなコスチュームを着て楽しむという設定。
ネコに、相撲取りや看護婦、民族衣装やキャラクター等の衣装を着せ、細かなディテールにも刺繍したり縫い付けたりという細やかな仕事ぶり。バッグよりも存在感のあるチャームになりそう。
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6.「エバリート」プライムミッション
イタリアからのインポートブランド「エバリート」は、一流メゾンのデッドストックの革を一点もののバッグに仕立てるという、目ウロコのアイデアで一躍人気者に躍り出た。素材を無駄にせず、また新たなバッグに仕立てるというエシカルな発想でとても人気が高い。
ショルダーからボストン、ハンドバッグまでアイテムも広い。フォルムは定番型だが、革が変わると全く表情が変わるということの好例といえる。
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7.「VIA DOAN」ドアン
ドアンが得意とする“爬虫類”の革は、どうしてもサイドに立ち落としが出てしまう。せっかくいい革なのに捨てるのはもったいないということで、数量限定で今期はカラフルな雑貨を作成した。こういった“無駄にしない”試みも増えてきている。
小さな口金、小銭入れ、ブレスレットなど、ギフトにもぴったりなアイテム。ひとつ3000円前後で素材の値段のみの超サービス品だとか。特にパイソンは縁起がいいので、年明けの春財布の頃に人気が出そうだ。
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以上です。まずはプロモーションの実例。売場でも、切り口のひとつとして参考になるものもあったのでは。
次からは商品の速報をお伝えいたします。
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