【SPECIAL】初夏のバッグ・ウォッチング@原宿・青山

By on 2015年5月6日

今年のGWは天気にも恵まれ、日中は汗ばむ陽気となった。

5月4日(月・祝)に原宿と青山界隈にて、Bag Number初企画であるタウン・ウォッチングを敢行。メンバーが総出でカメラを携え、この春の注目バッグたちをウォッチングした。新しい傾向として、どのようなアイテムが登場しているかチェックしてみた。

とはいえGWさなかで観光客や地方からの中学生など、街は人でごった返し。ドメスティックなマーケット傾向を見るために、観測は「日本人」、「20歳代~アラフォー程度」と限定している。

◆原宿・青山界隈

◆5月4日(月・祝) 11時~13時

◆気温 28度

1.【巾着フォルム】

特にこの春は注目したい「巾着型」。口元のドローストリングス(紐)で、くしゅっとしたソフトな雰囲気が新鮮。はじめの頃はレザータイプのものがメインだったが、最近では異素材やパイソンといったバリエーションも登場している。

巾着1 巾着2 巾着3

ショルダー紐にチェーンをあしらったり、短い手紐との2wayで機能性を高めたものも。また右側の、パイソンの総使いなどは今後いろいろな素材のバリエーションに応用できそう。

巾着フォルムは春は一番期待されたアイテムだが、盛り上がるのが若干遅かった。最近になってじわじわと広がりが見えるので、これから秋にかけても注目できる。

2.【ミニ・ブガッティ】

かっちりしたフォルムを長いショルダー紐をつけ、肩からストレート掛け、または斜め掛けするスタイリングが目立っている。服は問わず、カジュアルからジーンズ、フェミニン系まで幅広く応用できる。

最近のバッグは小ぶりタイプが多いため、バッグの中身もかなり厳選していると言われている。以前のような長財布ブームから、このバッグに合わせるような小さな財布も一方で広がっている。

ミニブガ ブガ1 ミニ

かっちりした素材感を、あえてミニポシェットのようにアクセサリー感覚で持っている。また素材でも、革味を出すというよりは、顔料のツルッとしたエナメルタイプか水シボなどの型押しが多いため、合皮調のものでも気にせず持てるようだ。

今回は2テーマでまとめてみた。これからまだタウンウォッチングのまとめは続きます。

TwitterとFacebookページも日々更新していますので、ぜひチェックしてみてください!

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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