【編集長レポート】2017年9月開催「rooms」での注目ブランドピックアップ!その1

By on 2017年9月20日

こんにちは。編集長の川崎です。

2017年9月6日から8日まで、五反田のTOCビルにおいて合同展「rooms」が開催されました。いままでの国立代々木競技場第一体育館から離れた、初の展示会になります。

アッシュ・ペー・フランス(株)は、「rooms」を「rooms EXPERIENCE」へと名称変更して、バイヤーのみならず一般のユーザーを迎え入れることで新しい展示会の在り方を模索しているようです。

今回の総合テーマは「五感共感空間」がコンセプトで、従来から積み重ねてきた「roomsらしさ」や価値を、参加者に“エクスペリエンス(体感)”してもらうことを重視したタイトルと言えます。

ビル内のフロアということで、いい意味で世界観がぎゅっと凝縮し、“大人の文化祭”といった趣も感じられました。

ECサイト「BASE」によるマーケットや、新聞や本、雑誌など紙の制作物をアートとして展示する「ルームス ペーパー エキシビジョン」などは今までになく、新鮮に感じました。

↓ 福島民報も出展

では、バッグ系、雑貨系で編集長が気になったブランドを、2回にわたってピックアップしてみます。

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【バッグ編】

1.sato-ca(サトカ)

「人生を謳歌する女性のためのバッグ」との言葉通り、おおらかに花開くようなフラワーモチーフが印象的。

油絵制作やコスチュームジュエリーデザインを経験してきたデザイナーが生み出す、絵画的で独特な色使いや柄はこのブランドならでは。

細かくレーザーカットを施した革を、丁寧にレザーバッグへと縫い付ける手間暇には脱帽するほど。今回は花だけでなくフルーツのモチーフも取り入れて、リゾートフルで瑞々しいイメージに仕上げている。今後は布帛製のポーチなど小物も充実させていくとのこと。

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2.andu amet(アンドゥ アメット)

赤ちゃんのほっぺたのような、触れると心の底から安らぐ「エチオピアシープスキン」。ふんわりした触感を生かすためにボンディング仕立てにしている。

エチオピアでのボランティア経験のある鮫島弘子さんが、2012年に立ち上げたブランド。エチオピアのバッグ職人を根気よく育てながら、世界最高峰のレザーを使った現地でのものづくりを行っている。

日経ウーマンオブザイヤーに選ばれるなど、ソーシャルビジネスとしても広くその活動が認められてきた。最近では国内の航空会社からオファーがあり、機内誌での販売もスタートさせている。

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3.革切子(かわきりこ)

ガラス工芸の「切子」をイメージしたバッグ。革でありながら鋭角な表現がユニークで、数多くのファンもついているブランド。最近はメタリックカラーを提案し、更に人気に拍車がかかっている。

今回の展示会では、織り模様がカモフラージュ柄というナイロン素材を、切子にしてしまうというチャレンジ!裏地の貼りが難しかったとの話だが、テイストもユニセックス系なので、男性も持てるデザインに。

これからも新しい試みが楽しみなブランド。

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4.hellbent lab(ヘルベント ラボ)

「シュール&プログレ」「ありそうでないデザイン」をコンセプトに、ポップな世界観が異彩を放つ。グラフィックデザインをされていたご夫婦が立ち上げた京都発のブランド。

“どこか変で、どこか上品”なデザインを標榜し、トートバッグやクラッチ、スマホケースなどのラインナップが揃う。はっ水加工を施したナイロン素材は、見た目以上に強度や表面感がしっかりしていて、使い勝手も考えられている。誰ともかぶりたくない、という人にはお勧め。

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今回は以上です。

また次回もお楽しみに!

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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