【展示会レポート】「第96回東京レザーフェア 2018S/S Collection」#3

By on 2017年6月30日

ディレクター 鈴木です。「第96回東京レザーフェア 2018S/S Collection」レポート第三弾をお届けします。

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トレンドといえば、富田興業さんのブースも要チェックです。

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レザー、ファッションというカテゴリーを超え、ライフスタイル提案を感じさせます。従来のトレンドに加え、緻密なマーケット分析を踏まえたコレクションは自社での展示会で、バリエーション豊富に紹介されました。こちらもレポートさせていただきますので、どうぞ、お楽しみに。

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シューズの最新傾向はこちら、東都製靴工業協同組合による「NIPPON VALUE」で発信。

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今回は、「NIPPON VALUE×墨田革漉工業」のコラボレーション作品を発表。「東京レザーフェア」デザイナー コラボレーションに2年連続選出されるなど、優れた技術力が知られています。社名の革を漉く(厚さを調整する)加工では日本における元祖であり、各種加工のエキスパートとしてもお馴染み。デジタルパンチング、プリーツ、スペシャルドット、デジタルカッティング…と、さまざまな加工に対応し、最新鋭の3D加工も導入するなど新しい革づくり・ものづくりへのチャレンジに信頼が寄せられて。

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「NIPPON VALUE」。高い製靴技術で仕上げられた、世界に一足しかないシューズをお披露目。メタリックの多様な表現に目を奪われました。

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百貨店、セレクトショップを中心に快進撃を続ける<ユードット>を展開する<ヴァ―ブクリエイション>。

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ホワイトに絞ったプレゼンテーションでデザインの先進性が際立ちます。このほか、インソールに蛍光グリーンを効果的に配したシリーズも秀逸。若い世代のユーザーが日本製の靴の履き心地のよさを体感する、きっかけになっています。

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<パイオニア>ではオリジナルブランド<ピオネロ>の進化が止まりません。アート性が高いハンドペイントレザーと、スニーカーライクなソールを融合。履きたいと思えるコンフォートシューズがない、なかなかマッチする靴がないと悩むかたが多いようです。スニーカーだけでは満足できない大人世代のファッション感度を満たすべく、彼らのいま、そして、一歩先の暮らしにそっと寄り添って。

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墨田革漉工業が出展する東京都/東京製革業産地振興協議会ブースも大盛況。

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恒例の新進クリエイターとのコラボレーションによるカプセルコレクションや出展各社のオリジナル製品も登場し、つくり手の想いを込めたプロダクトを提案しました。昨秋、刊行された、東京都/東京製革業産地振興協議会「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2017 東京産の皮革ピッグスキン」が設置・配布。編集長とともに参加企業・事業者さんの取材を担当いたしました。弊誌でもご覧いただけますので、ぜひ、ご一読ください。ファッショントレンドの意義、役割が変容するなか、時代に合わせたイノベーションにより、新しさを提示するジャパンレザー。つくり手とつかい手をつなぐ媒介として、もっともっと注目していただけますように。

東京レザーフェア 

http://tlf.jp

一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ
公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」(6月7日更新分を再構成)

http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

About 鈴木 清之

オンラインライター、ブロガー。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)オフィシャルブログおよび関連事業のSNSアカウント<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。 紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当した。 弊誌では担当分のニュースを「B.A.G.NUMBER LENS」として発信。日本国内のバッグブランドを中心に財布、革小物からライフタイルグッズまで幅広く「レザー」「エシカル」「ナチュラル」「サスティナブル」に関するトピックを紹介している。 東京・北千住で生まれ、リーガルコーポレーション(現在は浦安に移転)や大峡製鞄をはじめとした ものづくりのメーカー、ファクトリーが身近にある環境で育つ。精肉店の三代目として家業を継ぐべく竹岸食肉専門学校を卒業。ファッションへの夢を断ち切れず、文化服装学院に入学、同校ファッション情報科を卒業。

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