【編集長 旅レポ】ロボットが働く「変なホテル」に泊まってみたよ。<ハウステンボス編(2)>

By on 2017年4月17日

さて、編集長の九州旅、2回目です。→1回目はこちら

ハウステンボスへの“入国”の前に「変なホテル」への
チェックインがあります。


「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」として、なんと
ギネス認定までされているそう。そんなに沢山働いてるんだねー。
そうだ、心構えはバッチリだ。ロボットとは仲良くなれば良い(ややビビリ)。
と思ってフロントに向かってみる。

「ゴオオオオーーー!イラッシャイマセェ」

ひゃーっ!

うわっっっっ!こわっ!

けっこうデカイ! 

恐竜たちがしゃべっとるっ。・・・これ結構コワイっす。

比較的来場してるのは若いファミリーが多くて、子供は喜んでるが、
うちの母世代を連れてきたら、けっこう腰ぬかしそう。
おばあちゃんたち、来るときは気を付けてね。

動きがもっとゆる~っと緩慢なのかと思いきや、ちゃきちゃきっと
細かく動いてまばたきもするし、なかなかにリアル&シュール
白い帽子とか被ってるのは可愛いですけどね。

美人ロボット「ゆめ子」さんはセンターで活躍中。
よく見ると彼女のほうが人間に近いだけに、コワいかもしれない。。

よく考えれば、今までのビジネスホテルでも“食券”みたいに、
チェックイン時に機械でお金を払うというホテルもありました。
あの機械が恐竜になったと思えば、なるほど逆転の発想

ハウステンボスをV字回復させた澤田社長は、このホテルのコンセプトを
「生産効率を追求した結果、ロボットを使うことを試みた」とありました。

「これまで当たり前と思われていたホテルの設備やサービスを

ひとつひとつ丁寧に見直し、メインスタッフがロボットという、

先進技術を駆使した世界初となる新しいホテルを考えました。

環境にも配慮し、電力やゴミの削減にも積極的に取り組みます。」

実は、先進性や目新しさでホテルをロボット化させたのではなく、
徹底的な効率追求を計った延長線上にあったんですね。

確かにフロントでは、スタッフらしき人が見張ることもなく、
フロアには掃除のおばちゃんすらいません。人の気配、なし。

様々な種類の自動販売機が並び、ロボットアームのクロークがあり、
ロボットポーターが片隅に控えてます。

A棟の方々にはポーターが運んでくれますが、私たちはB棟なので
荷物はえんやこらと自力で運びます。
顔認証のキーレスシステムは、カギのカードをなくすこともなく便利です。

さてB棟は、2階建ての建物が並んでいますが、なんとびっくり、
ホテルの廊下の屋根がありません! なかなか斬新だ。

フロント棟からB棟までは、屋根が繋がっていないので、そのまま外に出ます。
こんな作りも、効率化の一環なのかなぁ。

翌日は土砂降りだったので、自室ドアを開けるとすぐに傘を差す(笑)
という前代未聞の体験をしました。

部屋は木調を活かしたシンプルなデザイン。
そして部屋にも「ちゅーりーちゃん」というご案内ロボットがいます。

確かに可愛いんだけれど、決まった文言にしか反応せず、声認証の機能が
いまひとつなので、「役に立つか立たないかはっきりせい!」
わたくしたびたびキレました(笑)。ごめんね。

部屋の照明が人感センサーで勝手に切れるので、真っ暗な中で、
「ちゅーりーちゃん、アカリ ツケテ!」を何度連呼したでしょう。

でもこういう罪のない、ちょっとアホなロボットがいると、ある意味で
家族との会話もペットを飼ってるような感覚で、円滑になるのかもしれません。
今までロボットと話しをすることなど、ほとんど想像もしてなかったので、
こういう感覚なのかーと、けっこう面白かったです。

でもこれが、将来当たり前の世界になると思うと…、それはそれで
なかなか寒い世の中ではありますね。

作業の効率化を図るとはいえ、やはり部屋のベッドメイキングなどは
人間がされておりました(当たり前か)。

このホテルはゆるやかな坂の上に建てられているので、普通のホテルで
よく見るリネン類などを積んだワゴンを、数人で押して上に運んでました。
雨の日などはそれこそレインコート姿。大変。。。

「こーゆー作業こそ、ロボットなのではないか!」とも思いますが、
やはり細やかな作業は、結局は人がすることになるんですね。

しばらくして、だんだんとロボットが働くホテルの概要が見えてきました。

次回は、私が感じた“ロボットと一緒に生きられる?”的な考察です。
(テーマやたらと大きい)

*

 

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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