【編集長レポート】眩い輝きを放つ日本発のグラスビーズブランド「Matsuno Glass Beads」

By on 2017年2月22日

こんにちは。編集長の川崎です。

先日の「エクストラプレビュー」合同展にてユニークな

アクセサリーブランドを見つけました。

アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界中の著名メゾン、アパレルブランドなどに

認められている、「Matsuno Glass Beads(マツノグラスビーズ)」

国内消費よりも、海外ブランドに圧倒的なシェアがあります。

やはり、きらびやかな“ドレスを着る文化”があるからでしょうか。

バッグでもレザー系でもない、この“ビーズアクセ”にご縁があったのは、

「あれ? 私が持っているアクセサリーだ」と足を止めたことがきっかけ。

実はこちらの商品を少し前に購入しておりました。

大ぶりなフォークロア調のデザインが、個人的には直球ど真ん中テイスト

だったこともありますが、

そのビーズ一粒一粒が放つ、“ほかと違う繊細な輝き”に目を奪われたことでした。

ビーズについては詳しくないのですが、いわゆる外国のお土産にあるような

雑貨っぽいものとは全く違う雰囲気。

3代目の松野龍太郎さんにお話を伺いましたところ、ビーズというのは実は

“9割が中国製かインド製”なのだとか。。日本製はほんの1割以下なんですね。

「グラスビーズは、ガラス原料の溶解から成形まで 約 12工程を経て生み出されます。

弊社のガラス工場は宮崎にありますが、成形されたビーズを大阪工場へと送り、

残りのメッキや蒸着などの約5、6工程を加え、パッキングしてから輸出されます。

現在は生産量の98%が輸出なのです。

またビーズの原料であるガラスを作る炉は、火を落とせないので

工場は1日も休めないんですよ。

月間生産量は 45~50t。当社 スタンダードサイズのビーズで換算すると

約48億粒 / 月 になりますね。」

と明るく笑う松野さん。

ビーズの単位がトン!って…。さぞかし凄い量なのでしょう。

国内外のデザインチームにより、ポップで個性的なデザインの

ヘアアクセサリー、ピアス、ブレスレット、ネックレスが定番コレクション。

今回の展示会では、今までのフルラインナップに加えて、アパレル別注の

量感たっぷりのインパクトピアスなども提案していました。

ビーズと一言で言っても、様々なクオリティとその生産背景があると

いうことを気づかされ、1ミリの一粒にも愛着が感じられるようになりました。

現在は全国の「PLAZA」や一部の「hands be」などでポップアップを

開催中とのこと。→一覧はこちら

ひとつ身に着けると、あれこれとコレクションしたくなるのも魅力。

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また、「リリー&ローラ」(↑)というブレスレットのコレクションもあり、

こちらは松野グラスビーズを使ってネパールの女性達が作ったフェアトレードブランド

ひとつ1980円というリーズナブルさも嬉しく、いくつも重ね付けする

ファンも多いとのこと。

ゴムではなく立体的な“編み方”による伸縮性で、ゴムの劣化による

切れてしまう心配がないので、ギフトにされる方も多いそう。

専門店のレジ横に置いたり、革小物のとなりにあっても遜色ない存在感です。

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“日本産のビーズ”は世界のシェアのわずか1割以下ですが、

「あのメゾンのきらめくドレスを飾っているのかー」と思っただけで、

ちょっと嬉しくなりました。

ちなみに本社は、大阪市平野区の「喜連瓜破」駅ちかく。

大阪市内でも一、二を誇る(?)難読地名ですが、

さてこれを読めた関東人はいっぱしの大阪通ですね(笑)

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About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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