【まとめ】 バッグ・小物業界トレンドセミナー ピックアップまとめ Part3

By on 2016年8月22日

こんにちは。編集長の川崎です。

では今回も、

「2016年秋冬 バッグ・小物業界トレンドセミナー」のピックアップまとめPart3、をお伝えします。

Part1は→こちら、 Part2は→こちら

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申し遅れましたが、今回セミナー風景を撮影を担当いただいたのは、

製甲職人を本職とする康澤民(こうさわみ)さんです。→康製甲所FBページ

カメラの趣味が高じていまはミュージシャンのライブ写真や靴などの静物写真、

ポートレイトなどを撮影しています。

職人ならではの緻密な構図と、ディテールにこだわる撮影スタイルに、

本職だけでなくカメラマンとしても少しづつ仕事が増えているそう。

ピンと来た方はご連絡くださいませ。

【2016年 ファッション&バッグマーケットのキーワード】

さて、今年のファッション&バッグマーケット全体がいったいどんな傾向なのか、

今回はそのキーワードをピックアップしてみました。

1.90’sリスペクト

ノームコアの揺り戻しで、シンプル一辺倒の流れから、“ちょいダサ感覚”

スパイスを加える90年代テイストが登場。

エクストリームシルエットや昔のストリート感覚など、今見ると“ダサい”と思える

感覚が戻ってきている。

特に40、50代にとって懐かしいブランド「エルベシャプリエ」や「ロンシャン」「ウプラ」等が

復活の兆し。軽量でもあり“手の届くラグジュアリー”という手軽さも功奏。

シンプルな服をモードっぽく着こなす「デルカジ(モデルカジュアル)」も懐かしいキーワード。

また風営法改定で深夜営業が可能になったこともあり、「大人向けディスコ」が盛り上がるのでは

ないかという期待もかかる。

裏原宿ストリートカルチャーが注目されたのも90年代で、またここに来て若い人たちに

ストリート感覚が戻ってきているのも面白い。

2.新デコラ主義

秋冬のコレクションではキーワードとなっている「スポンテニアス」

意味は「自発的な」「任意の」。着る人の解釈によってコーディネイトが自在に変わるアイデア。

ベルト、ボタン、スナップなどの留め外しによってさまざまな着こなしが可能になる。

ファッションや服飾雑貨も、自分らしく自由自在に楽しみたいという意識が拡大してきた。

またこの流れで、日本人女性が好きな“可愛いディテール(フリル、リボン、フリンジ等)”

復活してきて、新しいデコラティブが台頭しそうだ。

3.カスタム&D.I.Y.

前回のセミナーでも話したが、「買う」だけでなく「作る」という意識が高まり、

ワークショップなどが盛り上がりを見せている。

売り場でも自分でバッグをカスタムオーダーする動きも表れている。

ハンドメイドマーケットも盛り上がりをみせ、「CtoC」サイトの「クリーマ」や「ミンネ」

などが台頭。「MIYAGI’s EYE」の「ミンネ」に関する連載にも詳しい。

自作アクセ、リメイクもの、古着がすべての世代に人気を博し、エイジレスな

定番トレンドになっている。

4.ファッションからの乖離現象

「好きだから」「ファンだから」という「嗜好性」を軸とした、新しい“ファッションアイテム”を

求める動きが高まってきた。

トレンドや服とのつながりは横に置いといて、あくまでも好きなものを購入する。

特に革小物で顕著に見られ、「ミントグリーン」や「パステル系」など、

服との組み合わせを問わない“甘いカラーリング”を取り入れたいという人たちも。

服と合わせる、コーディネイトする、という発想から離れ、別次元の動きが生まれている。

ファッション、バッグに関する2016年(もっと続くかも)のキーワードでした。

すでにマーケットに浸透している現象もあるので、頷ける方も多いのでは。

では次回は2016年のバッグの傾向をお伝えします。

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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