【まとめ】 バッグ・小物業界トレンドセミナー ピックアップまとめ Part2

By on 2016年8月17日

こんにちは。編集長の川崎です。

では今回も、

「2016年秋冬 バッグ・小物業界トレンドセミナー」のピックアップまとめ、Part2をお伝えします。

前回は→こちら

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「○○レス」を前回4つ出させて頂きましたが、実はまだありました。さて・・・。

➄テイスト ⇒ テイスト「レス」

商品には必ず備わっていた、「素材のニュアンス感」や「味わい深さ」。

それらをひっくるめての“テイスト”が、徐々にバッグに減っている気がします。

あえてツルっとした表面感、革なのに合皮のような質感。

または高価な素材にがっちりした型押し加工。たしかに“ジェンダーレス化”している

最近ではぴったりの素材感かもしれません。

シンプル&ベーシックの流れが、「テイストレス」を後押ししているとも言えそうです。

⑥フォルム感 ⇒ フォルム「レス」

ソフトなアイテムというニュアンスとも違い、「フォルム感」のあるものが

徐々に少なくなっていると言えます。

芯をあえて取ったり、カタチのない“くったり”したシルエットにするほうが

身体に沿ってコーディネイトを邪魔しないということもありそうです。

逆に、かっちりしたスクエアなミニショルダーを肩掛けする流れもまだ継続

していることを考えれば、かっちり&くったりを使い分けしているのかも

しれません。

⑦バランス ⇒ バランス「レス」

ファッションにおける「バランス」というと、裾丈や長さ、ボリューム感など

“このくらいがバランスが良い”とされるラインがあると思います。

けれど今はそれも飛び越えて、巨大な「エクストリームシルエット」

「重ね着の裾を思いっ切り出す」といった、昔ならNGだったバランスが

おしゃれへと変わってきていると言えます。

バッグでも「斜め掛け→肩掛け」へと持ち方が変わったことは、画期的な

変化だったかもしれません。これからも「何かバランスが変」と思ったことが

メインストリームになる可能性があるかもですね。

*

さて、ここまで7つの「○○レス」を出してみました。

「○○レス」=「~がない」と単純に考えるのではなく、

今までの固定概念からシフトする時には、まず一度リセットする動きが

必要不可欠なのかもしれません。

*

とはいえ逆に、「揺り戻し現象」も起こってきました。

ベーシックなファッションに、プラスオンする形で「フリル、レース、ピンヒール」

といった女らしさを不可する流れだったり、バッグにフリルを付けたりリボン

あしらったりする傾向が表れています。

また今まで迷彩以外はほとんど見当たらなかったプリントやカラフル系、ビッグアイテム

なども、少しづつ支持されていますので、秋には大いに期待したいところです。

*

では、次回は秋冬に注目したいテーマをご紹介いたします。

お楽しみに。

*

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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