【編集長レポート】 東京デリカのメンズ新業態「Booth by FILTERS」が太田イオンにオープン

By on 2016年7月6日

「Booth by FILTERS(ブース・バイ・フィルター)

店頭1 ファサード

メンズ業態「フィルター」のMDを踏襲した55坪の大型店

昨年11月に渋谷モディ内にオープンした、(株)東京デリカのメンズ新業態である「FILTER(フィルター)」

そのMDを踏襲し、更にGMS型にバージョンアップした新業態「Booth by Filter」が、

今年の4月に群馬県太田市の「イオンモール太田」にオープンし、その後も好調に推移している。

この店のテーマは、「見ていて楽しくなるショップ」

店頭2 マスターピース 店内3 チャムスコーナー

メンズからユニセックス系までを中心に、幅の広いカジュアルアイテムを提案している。

渋谷店の“ウォッチコーナー”が好調なことを受け、この売り場でも専用什器を用意して

ウォッチ系には力を入れた。

なかなか時計の接客に慣れなかったスタッフも、気になられているお客様にはまず

扉を開けて「見て、触って頂くよう」心がけているという。

店内7 時計、革小物 店内11 雑貨 革ネクタイ

また雑貨でも、ハット類やiPhoneケース、ユニークなところでは革製の蝶ネクタイ

などが並んでいる。アイキャッチとして面白い試みだ。

店内4 マスターピース 店内6 マンハッタンポーテージ

店舗は55坪と広く、奥へと足を運んでもらうために様々な工夫が施された。

まず店頭からは「マスターピース」を据えて、トレンドに左右されないメイドインジャパンの職人技を紹介。

右側の壁面と中什器では、カジュアル系のナイロンや布帛のブランドである

「マンハッタン・ポーテージ」「インケース」「ベルーフ」など大人のカジュアル系を並べた。

中央の什器には「PKG」「フォーカスドスペース」といったPC対応の

機能的なリュックコーナーを設けている。

*

女性にも足を運んでもらえる売り場に

左壁面では「オロビアンコ」を中心に、「ランバンオンブルー」や「イケテイ」など

オンシーンで使い勝手のよいブランドを集積。

店奥はトラベルコーナーを広く取ったが、ユニークなのは中央にブルーの屋根つき什器を設置したこと。

イデアインターナショナルの「milesto」のポケッタブルシリーズ、ミニメッセンジャー、

女性向けの旅リュックをこの場所に集積した。

店内10 奥のミレストコーナー

店内9 奥ユニセックス

他にない試みだが、ここはケース売り場と繋がって“旅を演出しやすい売り場”になっている。

奥壁面には、「ダコタ ブラックレーベル」「バギーズ アネックス」などのユニセックスな

レザーバッグも加わった。女性客も入って来やすい品揃えを意識している。

*

店長 木村凌さん

店長の木村凌さんは、

「メンズ向けの品揃えですが、ユニセックスなものや革小物も多いので、夫婦やカップル、

女性の方にも楽しんで頂ける店にしたい。」と意気込みを見せる。

とはいえ同フロアには、北関東のバッグ専門店の雄である「バグス グルーブ」(現在は東京デリカ傘下)

もあり、大型店同士のMDの住み分けも課題。

そして55坪という大型店舗をメンズ&ユニセックス系の品揃えでどうハンドリングしていくか、

視線が集まるところだ。今後の全国の展開を注視したい。

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「Booth by FILTERS 太田イオンモール店」 

群馬県太田市石原町81 0276-61-3888

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この記事は「フットウエアプレス6月号」をリライトしました

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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