2017年春夏シーズンのレザートレンドとは?「第94回東京レザーフェア」レポート(2)

By on 2016年6月30日

革と皮革関連資材のトレードショー「第94回東京レザーフェア 2017 S/S Collection」レポート2回めは、2017年春夏シーズンのトレンドをご紹介。
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これまでにも増して色彩感が際立つシーズン。<日本の色と素材の精髄>を伝えるカラーパレットが発表された。
 
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情報発信コーナー<トレンド・ラボラトリー>にて出展各社の“おすすめトレンド”をベースにテーマを編集・展示発表された三つのカテゴリーは以下の通り。
 
(1)語るブラウン
 
スムーズなタッチと光沢の変化など、今季のブラウンは進化。時代性をしっかりととらえて主張する色彩感と革らしい品格を備えた、新しいニュアンスが感じられる。
 
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革の原点を感じさせるブラウンの色感とタッチ
 
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深く翳りを呼吸するバーガンディ
 
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ナチュラル感で語りかけるイエローオーカー
 
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ふくよかさが生きるオレンジのリッチな風合い
 
 
(2)本流の進化
洗練された鞣しと進化した加工技術により実現したネオワイルドな感覚、ヘビーデューティ性、ナチュラルな表情など革の本流ともいえる素材が変化に富んだバリエーションで出そろう。
 
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明るい影、しなやかな光沢のグレー
 
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艶やかなライトカラーで刷新
 
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深い影のブルー ふくよかなサーフェイスが奥行きを描き出す
 
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革の本質を引き出すレッド
 
 
(3)未来の兆し
スポーティ、ハイテック、モダニズム…ファッションの明日に一歩推し進める要素をもつレザーがラインナップ。これまでにないイメージが軽やかに表現されて。
 
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ネオンカラーならではの未来のタッチとインパクト!
 
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多色相で語りかける未来の輝き
 
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高度な加工技術が実現する初めてのタッチ
 
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ホワイティな光は未来からのインパクト
 
2016年春夏シーズンで人気のテラコッタ、バーガンディといった深みのあるダークカラーが継続しつつ、そのアンチテーゼのような淡く軽やかなライトカラー、ビビッドなネオンカラーが登場し、多様性がみられる。変化の兆しにクリエイティビティを刺激されるつくり手も多いのではないだろうか。
 
 
「東京レザーフェア」http://tlf.jp
 
 
初出:一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ
公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」(6月29日更新分)を再構成
http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

About 鈴木清之

オンラインライター。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)関連事業および、国内バッグブランドのブログ、ツイッター&フェイスブックの<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当。<つくり手>と<つかい手>がつながるきっかけをつくっていきたい。

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