【SPECIAL】「台東ファッションザッカマルシェ」開催、注目ブランドピックアップ

By on 2016年3月14日

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平成28年3月4日から6日まで、浅草・雷門から歩いてすぐの「浅草ライオンビルディング・スタジオ」にて、「台東ファッションザッカマルシェ」が開催された。

台東区は日本有数のファッション雑貨の産地。靴、バッグ、鞄、帽子、ベルト、革小物などがこの台東区から生まれている。

区内には、資材メーカー、皮革製品メーカー・卸、ファクトリーからクリエイター達のアトリエまで、ものづくりに関わるさまざまな企業が集積。

このイベントは、こうした地場産業のPRと活性化を目的に開催されている。

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今回は、地元の浅草雷門にあるレトロなビルを会場に、地元ファクトリーブランドの様々なアイテムが販売された。参加は全11ブランド。

展示された「Made in EAST TOKYO」のブランドをいくつかご紹介したい。

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1.「Annak」(アナック)

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職人技によるベルト作りの技術を活かして、革小物やバッグ、ファッションベルトを提案する「Annak」。

革ベルトがついた、オリジナルのギフトボックスに入ったカラフルなベルトが目を引く。洗いをかけた凹凸感のあるソフトな革がこのメーカーらしさ。

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2.「Flathority」 (フラソリティ)

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メンズOEM生産を得意とする実力派の老舗メーカー、(株)猪瀬が提案するオリジナルブランド「Flathority」。特にかばん職人が手がけるカジュアルな革小物が近年のヒットアイテム。

イタリアの「バダラッシー・カルロ社」のレザーを使用するなど、革好きなマニアも納得させる逸品を揃える。

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3.「KIAMI」(キアミ)

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ブランド名は、「木」「編み」から取ったということから、バッグの本体は実は屋久杉の樹皮。間伐材や倒木などを活用している。バッグメーカーの(株)根岸が立ち上げた。

木を薄く漉き、格子状に織りあげてからバッグや小物に仕立てるとのことで、気の遠くなるような手間暇がかかっている。10万円以上のアイテムもあるが、希少素材であることから外国人の方にも人気が高い。

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4.「サン・ヒデアキミハラ」 (アトリエ・フォルマーレ)

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カラフルな革小物が充実している「サン・ヒデアキミハラ」。バッグだけでなく、財布、カードケース、クラッチやポーチなど、バッグまわりのアイテムがポップで楽しい。

バッグが小さくなっているなかで、三つ折り財布やがま口タイプなど、スモール財布のバリエーションが豊富。

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5.「U-DOT」 (ユードット)

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1枚革仕立てでソフトなシューズが身上の「ユードット」。ディスプレイと思われた円柱の筒は、実はシューズを入れるために作製したオリジナル。芯地を使わず柔らかいため、筒に入れられるのもサプライズ感の演出。

今回は靴とバッグの両方を展示し、広がりのある品揃えを提案。大き目の封筒が入るサイズのクラッチや、ユニセックスなキャンバストートなど、デイリーで使えるシンプルなアイテムを揃えた。

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6.「BEERBELLY」 (ビアベリー)

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OEM生産を手掛ける職人集団が、仕事の後に“ビールを飲みながら”楽しいものを作ってみたという「BEERBELLY」。ブランド名は「ビール腹」から取ったという。

革選びや金具使いまで、ぜいたくな素材を存分に使っている。機能的にもユニークなものが多く、意外な場所のポケットや2way3wayにも使える利便性などは職人ならでは。ブタ型のティッシュケースは遊び心充分。

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他にも帽子、シューズ、革小物などのメーカーが出展していた。

イベントは終了したが、オリジナルブランドは各ブランドのオンラインショップでも販売している。

職人たちが“真面目に”、ときに“遊び心を駆使して”、作り上げたアイテムは、日々の相方としても活躍しそう。誰もが持っているブランドではなく、誰も持っていないブランドをまずは楽しんでほしい。

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About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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