【編集長レポート】ギフトショー&Extra Preview、編集長的“駆け足”速報レポート #2

By on 2020年3月5日

こんにちは。編集長の川崎です。

さて前回に引き続き、ギフトショーExtra Previewのレポート第2回目です。バッグ、服飾雑貨だけでなく、シューズも加えてみました。

それぞれ編集長的視点で速報でアップさせていただきます。

1.「CALDO(カルド)」

「楽しさを世界中に届けたい」という思いからスタートしたらブランド。特徴的な素材である、革に友禅染を施した「革友禅」を用いている。友禅染の模様には、細かく動物のモチーフが見え隠れする。

シュリンクとスムースの異なる革をミックスさせ、ユニセックスなテイストに仕上げたラインナップも。二色のカラフルな配色もポイント。ストラップを付けて首から下げたりと今どきの持ち方も提案。他にもイタリア製の革を使ったネオンカラーのシリーズも人気。

 

2.「and beri」

ジーンズの街で有名であるが、実は畳の一大産地である「倉敷市児島」。そこで作られる畳縁(たたみべり)は、麻だけでなく艶付綿糸、ポリエチレン糸など、多様な糸を組み合わせた、世界に類のない貴重な織物として発展を遂げてきた。その畳縁をバッグにあしらったシリーズが「and beri」だ。

バッグのベースには、キャンバスやバスケットを使用。ハンドルに畳縁をあしらい、どこかレトロだがモダンな雰囲気に仕上がった。畳縁だけで仕立てたポーチも揃え、セット販売の提案も。

3.「TRAD(トラッド)」

タンナー発のブランドとして、2018年デビューした靴とバッグの「TRAD(トラッド)」。もともとグローブ革を製造していたこともあり、強さとしなやかな革づくりが求められてきた。

革の持つぬくもりと型崩れしにくい特性を生かして、日本製にこだわって作り上げた。ベーシックでシンプルなデザインで、世代や時代を越えて愛されることを目指している。

またシューズだけでなく、収納性の高いトートやショルダーバッグも同じ革で揃えている。シルバーやゴールドなど、光沢感のあるカラーリングを加えているのも華やか。レザーは撥水加工を施してあり、水濡れしにくく仕上げられている(完全防水ではない)。

4.「なら下駄屋」

奈良県は紳士靴や草履、ソックスなど足元まわりアイテムの産地。「なら下駄屋」の株式会社一歩では、もともと靴底メーカーであったが、靴底でも用いたEVA素材を使ったソフトで履きやすい下駄を開発している。Iスリット構造という、強度はそのままに柔らかい鼻緒を開発して、長時間履いても痛くなりにくいとのこと。

今回展示会では、ネコのシルエットの形を模した「にゃらげた」を提案。カラフルな鼻緒とのコンビネーションで、ミケやトラ、クロネコなどネコのモチーフも活かしている。レディス、ジュニア、キッズと親子で履けるというのも話題に。リゾートシーン、ガーデニング、ルームシューズなど幅広いシーンでも活躍。

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以上です。カラーやフォルムなどポップな“映え”アイテムが増えていると感じました。売り場が楽しくなりそうです。

また展示会レポートいたします。

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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