【B.A.G.NUMBER LENS】東京ローカルエリア、産地ローカルブランディングが話題です!

By on 2020年1月10日

明けましておめでとうございます。ディレクター 鈴木です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お正月はさまざまな企業広告を見るのが楽しみ。なかでも「KANEBO」のコンセプトムービーが最高でした。ツイッターなどでも話題になっています。

キーワードの「希望」、シンプルかつキャッチーで今の時代にぴったり。CMソング「唇よ、熱く君を語れ」が再登板。歌詞は一部変更されていますが、「beautiful and Free」のフレーズはオリジナル楽曲のまま。

「美しさ」と「自由」・・・普遍的なテーマですね。

「KANEBO」コンセプトムービー 「I HOPE.」編

https://youtu.be/Jpuw9cmop-k

1985年の男女雇用機会均等法施行を控え、女性の社会進出の機運の高まりを背景に「80年代は女性の時代」をコンセプトとして掲げた、旧カネボウ化粧品の大型プロジェクト「レディ80」。

「Kanebo Brand Story」カネボウ化粧品

https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/history/

40年後の2020年、今回のリブランディングに、当時のCMソング「唇よ、熱く君を語れ」をカバーするとは驚きました。
映像は米津玄師さんのMVなどで知られる山田智和さんが手がけ、中島セナさん(まだ13歳!)、井手上 漠さんなどキャストもフレッシュ。


繰り返し繰り返し再生して、ときどき泣けてきてしまい・・・新しい才能、鮮烈なパワーに完全にノックアウトされました。


何度見てもいい!

企業の歴史やストーリーをリスペクトしたリブランディング、素晴らしいです。
圧倒的なクリエイティブに、時代の息吹を強く感じました。


リブランディングといえば、地元・北千住がどんどん変化していて、戸惑っています。


積極的な大学誘致により、学園都市となった東京都足立区北千住。現在5つのキャンパスがあり、2021年、さらに区内に文教大学 東京あだちキャンパスも開設予定です。

「好きな街」「穴場だと思う街」といった調査でも上位にランクイン。街が新しい生命を宿したような印象になりました。


商業地としても活気づき、駅ビルのルミネ、駅前立地のマルイは売上、販売効率ともに好調のよう。

(2019年末、ツイッターでバズっていた、こちらの投稿を参考にさせていただきました)

https://twitter.com/pomdepartm…/status/1210520210307870723

パンケーキが人気の行列店「茶香」だけでなく、古着ショップ「髭」、ハイエンドセレクトショップ「アマノジャク」に続き、駅から離れたエリアにもファッション系ショップ、古着店のオープンが相次いでいます。

「アマノジャク」さんは「WWD」さんの取材によると、月1000万円に届きそうな売り上げを達成しているとか。
https://www.wwdjapan.com/articles/721171

 

2019年夏にオープンした「type.b」さんは、1980~90年代(と思われる)の高感度ヴィンテージウェアがそろいます。若い世代のセレクトと編集力がとても新鮮です。

https://www.instagram.com/type.b_original.usedclothing/

 


地場産業でもある革製品では、「大峡製鞄」さんがエースさんの傘下(子会社化)に。レザーブランド「minca」さんのアトリエ&ショップのリニューアルも予定され、ニュースが多くにぎやかです。

 

★現在、店舗改装にともない「ニューイヤーセール」を開催中(1月13日まで)です。くわしくは公式サイトをご覧ください。

http://www.minca-handmade.com/

(画像:「minca」SNSアカウントより)


宿場町の風情を残す観光地的要素を含んだ「東京ローカル」エリアが商業地として日々変わる状況にワクワクします。


現在、お手伝いさせていただいている皮革業界でも、姫路、豊岡、草加、奈良・・・など、新しい取り組みが注目され、産地からの発信に共感が寄せられます。

インキュベーション施設「台東デザイナーズビレッジ」の設立から地域イベント「モノマチ」へと広がり、鈴木村長が育てたクリエイターの皆さんが地域に根差し、「蔵前」周辺エリアが活性化した事例、

皮革問屋のリーディングカンパニー 富田興業 富田常一さんをはじめ、革の街・靴の街 浅草を拠点とするビジネスパーソンが始動し、人気イベントへと成長した「浅草エーラウンド」を当ブログでもお伝えしてきました。

ふたつのサクセスストーリーをお手本にするように、「まち」と「ものづくり」をハイブリッドさせた「ローカル」の魅力とその発信が、各地で芽吹いていて、とても刺激的です。


2020年は、そんな「ジャパンレザー × ローカル」をテーマに取材し、お伝えしていくことで、先が見えない この時代に「希望」の光を感じていただきたいです。
たくさんのかたの胸に明かりが灯る きっかけになりますように。

【新春セミナー】

「2020年の新傾向を徹底解説!

令和時代の”風”を読む、バッグ&小物の最新動向は何か」
(1月29日 19:00~/東京・銀座)を「B.A.G. Number」川﨑編集長とともに行います。お時間ございましたらぜひ。


http://bagnumber.tokyo/?p=14779

 

 

初出:「装苑オンライン」ブログ

 

About 鈴木 清之

オンラインライター、ブロガー。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)オフィシャルブログおよび関連事業のSNSアカウント<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。 紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当した。 弊誌では担当分のニュースを「B.A.G.NUMBER LENS」として発信。日本国内のバッグブランドを中心に財布、革小物からライフタイルグッズまで幅広く「レザー」「エシカル」「ナチュラル」「サスティナブル」に関するトピックを紹介している。 東京・北千住で生まれ、リーガルコーポレーション(現在は浦安に移転)や大峡製鞄をはじめとした ものづくりのメーカー、ファクトリーが身近にある環境で育つ。精肉店の三代目として家業を継ぐべく竹岸食肉専門学校を卒業。ファッションへの夢を断ち切れず、文化服装学院に入学、同校ファッション情報科を卒業。

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