【編集長レポート】2019年秋冬・バッグ展示会ウィーク(5/14~16開催)速報 #1

By on 2019年5月30日

こんにちは。編集長の川崎です。

5月14日(火)~16日(木)に各社で2019年秋冬バッグ展示会が開催されました。そちらで取材させていただいたブランドを、一部ピックアップしてご紹介させていただきます。

今シーズンの傾向としては、秋冬だけに“濃さ”のある素材感がカムバックしてきた気がします。

エナメル、ジャカード、型押し、パッチワーク、刺繍…。ひと手間かけた付加価値ある素材感がポイント。

また、「ノンクロムレザー」や「アップサイクル」など、エシカル性を意識したところも増えています。プラダも「ファーフリー」を宣言しましたし、この流れは今後も継続していきそうな気配です。

ではレディスブランドからご紹介。

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1.「REGALO」レガロ

撮影に使われる、閑静な一軒家が会場に使われたレガロ。今回はスカーフを別途販売するという新機軸を打ち立て、バッグとスカーフのコーディネイト提案も行う。

今回は「バルドロゼ」のデザイナーが代わり、若々しくきれいめなデザインが増えた。エレガントなかぶせショルダーやエナメル使いなどが新鮮。今後は、社内ブランドの住み分けも明確にしていくとのこと。

2.「am/bonbon」藤和商会

ブラック&ホワイトのコントラストが人気の「bonbon」シリーズ。中綿入りのフラッフィー(ふわふわした)なシリーズが人気なこともあり、コンパクトなリュックが追加された。コロンとしたシルエットも可愛らしい。

「am」では、墨田区で生産されたピッグレザーのシリーズが斬新。区内の革漉き職人によって箔押しやカッティング加工されたレザーを使った。濃い表情でありながら、一枚仕立てでさらっと使えるアクセサリー的なアイテム。

3.「アンメットルキャレ」エクルー

アンメットルキャレの超定番アイテムであるワンショルダーバッグ。今シーズンは手紐部分にハラコ調のアニマルをコンビにした。今回は様々なアイテムでアニマル使いのものが目立った。

また、毎シーズン様々なプリントや素材で人気を博しているリボントート。今回は一回り小さなサイズ感を提案したことで、新しい客層が増えそう。色違いでコンビ持ちも可愛いかも。

4.「Gream Supply」グレイス

異素材の革付属ものを得意とする「グリームサプライ」。今シーズンはネパールのカラフルなウール素材が注目。鮮やかなカラーコンビと革付属とで大人っぽい仕上がりになっている。

ダルメシアン柄のハラコシリーズも、意外とリーズナブルで売場にはアクセントとして支持されたとのこと。立ち上げてまだ2年のブランドではあるが、素材の独自性を磨いて他にない面白いものを作っている。

5.「efffy(エフィー)」東京デリカ

今シーズンは、レトロなディテールがポイントのエフィー。ふっくらしたシュリンクレザーに革巻きの丸環がアクセントのシリーズは今回の自信作とのこと。

またシュリンク加工のエナメルは、パキッとした鮮やかなカラーリングが今年らしく、ショルダーやファスナーで何通りにも持てる。他にも、オリジナル柄で作ったサイズバリエーション豊富なポーチも充実。

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以上です。速報は次回に続きます。

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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