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「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2019」ピッグスエードの色バリエーションは随一 定期的なSNSでの情報発信も/中村貿易株式会社(石居みさお皮革代理店)

By on 2019年5月17日

 

革を立体のプロダクトに仕立ててイメージを喚起

“ピッグスエード”に特化した卸売り企業ということで、この業界のなかでも大変珍しい存在として知られている。基本色を押さえつつ、顧客ニーズに応じてバリエーションを増やしていき、カラー展開は80色もある。

 

「常に在庫ストックがあるので、一枚だけでも同ロットの同色を20枚という発注でもOKです。200枚づつ染めているため、色ブレが少ないのもご好評いただいている点です」(専務取締役 中村伸一さん

 最近では、「革を立体にすることでイメージがわきやすくなるのでは?」という思いから財布や小銭入れといったシンプルな革小物なども製作。一枚の革のままよりも、作り手のイマジネーションが喚起されるのではというアイデアだ。

 

カラー展開の強みを活かし、40色のピッグスエードを使ったコインケースなど“色バリエーションが伝わりやすい”ラインナップを考えている。「今後は“素材屋から発信する革アイテム”という切り口で、自分たちの強みを活かしたOEM商材などの提案も考えています」専務取締役 中村伸一さん

(画像:中村貿易株式会社 公式サイトより)

 

エンドユーザーとのコミュニケーションで革の良さを伝える

中村貿易では、ハンドメイドなどを趣味とする一般の方々向けにも、一枚から購入できる革のインターネット販売を行っている。合皮とは違った革のアナログな魅力や、ピッグやゴートなど動物別の特徴など、HPやツイッター、インスタグラムなどで積極的に情報発信を
行っている。

エンドユーザーに対して丁寧に販売することで、互いにコミュニケーションも取れるので、ニーズを汲み取りながら長いお付き合いになることが多いとのこと。

「最近は、アナログである革の良さが、ここに来て見直されているのではということを感じます。ローテクだからこそ、若い世代にとっては魅力的に映るようです。その強みをもっと活かして、幅広い方々に革の面白さを伝えていきたいと思っています」専務取締役 中村伸一さん

 

(画像:中村貿易株式会社 公式サイトより)

 

エディターズメモ

■30代の中村専務はSNSを積極的に使って情報発信するのが得意。Instagramには新製品などが定期的に掲載される。

■80色のサンプル帳は一部500円で販売中。「ベージュ」ひとつ取っても微妙な色の違いに驚かされる。

■国内産のエコロジカルスエードを下地に使って染めた、健康に配慮したラインナップも豊富

 

中村貿易株式会社(石居みさお皮革代理店)

 

東京都墨田区押上3-62-3 中村ビル
TEL:03-6657-4440
FAX:03-5247-4080
URL: http://abctown.net

「B.A.G.Number」編集部がブックレット「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2019 東京産の皮革ピッグスキン」(東京都/東京製革業産地振興協議会)の一部を取材を担当いたしました。ご許可をいただき、弊誌でシェア、公開いたします。

「第100回東京レザーフェア」(2019年5月22日~23日開催)に東京都/東京製革業産地振興協議会ブースが出展されますので、ご来場の際の参考になさってください。

東京都/東京製革業産地振興協議会「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2019 東京産の皮革ピッグスキン」を再構成

東京都/東京製革業産地振興協議会「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2019 東京産の皮革ピッグスキン」
平成30年度 東京レザーファッションフェア2018(ピギーズ・スペシャル)に係る都内皮革鞣製業の広報・宣伝事業

企画:株式会社ソーシャルデザイン研究所
取材担当:川崎智枝(「B.A.G.Number」)

ブックレット「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2019 東京産の皮革ピッグスキン」は、「第100回東京レザーフェア」(2019年5月22日~23日開催)の会場内、東京都/東京製革業産地振興協議会ブースで設置・配布予定

2019年春、リニューアルした東京都立皮革技術センター公式サイトでは、ブックレットの誌面をPDF化。オンラインで閲覧可能です。

東京都立皮革技術センター 

http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/honsho/pigskin/

About 鈴木 清之

オンラインライター、ブロガー。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)オフィシャルブログおよび関連事業のSNSアカウント<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。 紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当した。 弊誌では担当分のニュースを「B.A.G.NUMBER LENS」として発信。日本国内のバッグブランドを中心に財布、革小物からライフタイルグッズまで幅広く「レザー」「エシカル」「ナチュラル」「サスティナブル」に関するトピックを紹介している。 東京・北千住で生まれ、リーガルコーポレーション(現在は浦安に移転)や大峡製鞄をはじめとした ものづくりのメーカー、ファクトリーが身近にある環境で育つ。精肉店の三代目として家業を継ぐべく竹岸食肉専門学校を卒業。ファッションへの夢を断ち切れず、文化服装学院に入学、同校ファッション情報科を卒業。

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