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【SPECIAL】「rooms EXPERIENCE 38 」に出展のバッグ・雑貨まわりブランドPICK UP!

By on 2019年3月5日

こんにちは。編集長の川崎です。

前回の記事でも、ディレクター鈴木からのお知らせがありましたが、弊誌のニュース記事「B.A.G.NUMBER LENS」は、今月から不定期公開とし「トピックまとめ」に集約。毎週金曜の公開となります。

それに合わせてわたくし編集長のコラム&レポートも、毎週一回の更新となりました。読者の皆様にはご了解いただけるとありがたいです。

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さて、2019年2月27日から3月1日まで「rooms EXPERIENCE 38」が五反田TOCビルにて開催されました。こちらに移ってから、はやくも4回目を数えるまでに。

今回はスペースも集約してコンパクトかつ濃密な展示会に。H.P.FRANCEの総力を挙げた「装飾美術館」がボリュームアップして展開されたり、一方通行だったルートも自由に行き来できるなど、様々な面で変化のあるroomsでした。

バッグ・雑貨まわりのブランドを中心に、ピックアップしてお届けいたします。

1.n.number(エヌナンバー)

「本質はシンプルで美しい」をコンセプトに、オリジナルの革素材作りからスタートしたメイドインジャパンのレディスブランド。壁面のイメージ写真やグリーンが商品に映え、花が咲き揃ったようにも見える。今回は「HER TRUTH」という革小物シリーズに、三つ折財布などの新型を加えて提案した。

またトライアルとして、PVC素材で中を透過させたポシェットも提案。細い革ひもが効いている。フラワーコーディネイトの方とコラボレーションしたしつらえもおしゃれ。「染めた革に、職人さんたちが一枚一枚手で箔を乗せていくので、ひとつとして同じ表情はありません。そんなところも楽しんでもらえたら」と三上さんは話す。

2.arro(アロー)

アパレルのデザインをしていたデザイナーが、布や刺繍に魅せられて立ち上げたアクセサリーブランド。今回のroomsの若手クリエイターでは群を抜いた世界観の濃さ。毎シーズンのコレクションでテーマを変えており、今回は「架空の国に生息する生き物たち」をイメージしているとか。

平面ではなく、細やかな刺繍のパーツを組み立てて立体的に見せたデザインも。またウニの貝殻のような丸みあるフォルムや、毒々しい蛾のモチーフ、カラフルな鳥など、謎めいた世界観に引き込まれそうなアイテム群だ。刺繍の繊細さとカラーのあざやかさを活かしたアクセサリーは他になく新鮮。

3.niknit (ニニット)

「革で“ニット”を表現したらどうなるか?」という難しいテーマに向けて、飽くなき探求を続けたクスグルデザインのお二人。実際のニットから精巧に型を取り、革にしっかり型押しすることで「本物のニットみたい」と見まごう表面感が生まれた。

小さめなポーチのラインナップが充実し、今回はグレーや黒など新色も登場。スマホまわりやイヤホンなどの細かなものもしまえる便利なアイテムが揃う。「ニットの質感を出すのには本当に苦労しましたが、お客さんに“こんなのどこにもない”と言ってもらえるのが嬉しい」と広報の山崎さん。

4.LEATHERECTION(レザレクション)

近年北海道でもご多分に漏れず、エゾ鹿の獣害額が年に50億円以上となり頭を悩ませている。処分費もその市町村で賄わねばならないのも財政を圧迫する。

地元北見で新鮮なジビエ(鹿肉)を卸す会社が、「肉だけでなく皮も活かしたい」という思いで立ち上げたレザーブランド「レザレクション」。仕留められた鹿は「頭か首のみを狙ったもの」という新鮮なものにこだわっている。

エゾ鹿は傷も目立つため、まずはまっ黒に染めてから、バッグのみならず財布、手袋などへと製品化。鹿革のしなやかさや滑らかさが生きるようなアイテムに生まれ変わらせた。「猟師も食肉業者も、ユーザーも、そして鹿たちの供養と、すべて良い方向に循環する。このブランドをもっと広めていきたい」と代表の林さんは熱く語る。

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ブランドピックアップは以上です。

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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