【編集長レポート】新ライフプロダクトブランド「52 by HIKARU MATSUMURA」の“組み立てる”バッグとは

By on 2019年1月29日

こんにちは。編集長の川崎です。

先日告知させていただいた「52 by HIKARU MATSUMURA」のショップローンチのニュースから、さっそく先日オープニングレセプションに伺ってきました。

青山骨董通り沿いのショップは、15坪ほどの白い空間。よく見ると、小さなガラスタイルが壁や什器に敷き詰められています。壁の下地もそのまま透過しているので、全く新しく塗りなおしたというよりも、どこかリノベーションしたようなニュアンスも感じます。

壁面には、今回改めて発表されたイノベーティブな“洗濯バサミ”である「カプセルピンチ」が取り付けられ、かわいらしい試験管が下がっています。

「空間にモノを置く」というコンセプトで作られた「カプセルピンチ」。ノンストレスでモノをかけることができます。

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バッグの方はというと。

「Miss ROBOT」と名付けられた第一弾のラインナップは、全部で6型。トートから筒形のショルダーまでサイズ感もバリエーションに富んでいます。

素材は透明なPVCを使い、高周波ウェルディング加工によって成形、溶着しているとのこと。

糸や接着剤などは使わず、各ピースのジョイント部に“蝶番機能(ちょうつがい)”を持たせることによって、柔軟な動きにも対応できるしくみ。

組み合わせたピースとピースの間には、細い筒状のアルミニウム金具でジョイントされています。一般的にはアルミニウムにメッキを施すのはとても難しい技術とのことでした。

バッグが透明であるということについて松村さんは、「使い手が『何を入れ、何を隠すか』という、自分と社会の間にある“膜”として、バッグの存在を問い直す実験」と位置付けていました。そんな風に考えたことはなかったですね…。おもしろい発想です。

針や糸を使わずに、あくまでも“ピースを組み立てる”という考え方でバッグをとらえた「Miss ROBOT」。ショップ限定のカラーコンビタイプは、とても魅力的な一本でした。

今後は、独自のカラーオーダーなどにも応えていきたいとのことです。これからの展開が楽しみです!

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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