【編集長レポート】2019年春夏・バッグ展示会ウィーク(11/6~8開催)速報 #5

By on 2018年11月29日

こんにちは。編集長の川崎です。

前回に引き続き、11月に開催されたバッグ展の速報をお伝えします。→#1はこちら、#2はこちら、#3はこちら、#4はこちら

これで最終回。今回はメンズブランドをあつめてみました。

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1.「キプリス」「ノイインテレッセ」モルフォ

モーターカルチャーとファッションの融合を目指した、ハイクオリティな革小物ブランド「ノイインテレッセ」

今シーズンも新しいバリエーションが充実、特にスマホ、モバイル周りの“ノマドライフスタイル”のアイテムが注目。ラップトップPCを持ち歩く人向けの、オールインワンケースなどがユニーク。

また「キプリス」では、特殊な表面加工で“うるし”を塗ったような、独特な凹凸感を表現した素材 “カシューレザー”を提案。バッグから財布、加えてワインボトルキャリーまで、トータルでのラインナップが魅力。ヌメ革の付属も、カジュアルで大人っぽい雰囲気を演出している。

2.「ダコタ ブラックレーベル」プリンセストラヤ

黒やネイビーなどのカラーが多かった「ダコタ ブラックレーベル」が、今回はカラフルレザーのバリエーションで見せた。コンパクトなサイズのショルダーで、ペア使いもできそう。

またビジネスシーンではリュックが定番化してきたが、どうしても細かいモノが下に溜まって取りにくいという声に応え「リュック専用仕切り板」を提案。よりスムースに収納できるよう、機能にこだわったところも〇。

3.「BAGGY PORT」バギーポート

バギーポートでは、撥水シュリンクを使ったカジュアルシリーズを提案。コーティングによる一時的な撥水ではなく、柔らかいレザーの質感そのままに撥水機能を付加。赤の色出しなどにも、レザーらしさが活かされている。 

長年人気が高い、洗い加工の6号キャンバスシリーズに、鮮やかなブルーが登場。付属の革も明るいグレーに。従来のメンズっぽいカーキや茶系とは違い、レディスとの“リンクコーデ(お揃い)”にも使える軽やかさがポイント。

4.「TAZUNE(たずね)」井野屋

コンセプトは「ヒトの暮らしを豊かにするモノ造り」。引き算で考えたような、どこか“禅的”なたたずまいのあるユニセックスブランド。

メインカラーを、あえて「黒」にしているのも印象的。国内工場での丁寧なものづくりにこだわりながら、リーズナブルなプライスなのも魅力。

巾着型や丸みのあるリュックなど、機能や装飾性は外側にはあえて見せないシンプルなデザイン。最近は女性の顧客も増えているのも頷ける。

5.「LUC(ラック)」「datablow(データブロウ)」イケテイ

オリジナルブランド「ラック」のコンセプトは「育てる鞄」。今シーズンは、ヌバック調の起毛レザーに特殊なロープを組み合わせたショルダーやサコシュを提案。

アジャスターで手紐が調整でき、長くも短くも持てる。トレンドの巾着フォルムも用意して、抜け感のあるコーディネイトを演出している。

「データブロウ」は止水ファスナーをあしらい、雨に強いPVC素材のリュックやショルダーを提案。ビジネスリュックが当たり前になり、機能性に加えてシンプルなデザインを求める方も増えている。自転車通勤のシーンなどで活躍しそう。

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以上です。長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。

そろそろ「下半期のヒットアイテム」もまとめていかなくては~。それではまた。

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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