【編集長レポート】谷中にオープンした大人のレザーバッグ店「ボエーム プリュス ボーデッサン」Part1

By on 2018年9月5日

こんにちは。編集長の川崎です。

ステキな大人のレザーバッグ店がオープンしていたので、今回はそのご紹介をさせていただきます。

台東区の西側に位置する「谷根千(やねせん)エリア」。谷中・根津・千駄木界隈は、今では国内だけでなく海外からの観光客も多い、東京でも屈指の人気を誇る街です。

ちょうど千駄木駅から、三崎坂(さんさきざか)を上りきったあたり。日暮里駅からほど近い住宅街の中に、今年2月「BOHEME PLUS BEAU DESSIN(ボエーム プリュス ボーデッサン)」がオープンしました。

この8坪のショップは、実は30年以上も前に「ボーデッサン」を立ち上げた生嶋時彦さんご本人がオーナーなのです。

“大量生産品には真似のできないものづくり”を掲げて、1979年にブランドはスタートしました。海外ブランドのライセンスが席巻していた時代に、大英断だったのではないかと思います。

イタリア産のハイクオリティな革を贅沢に使い、当時珍しかったユニセックスなテイストや包み込むようなシルエット。どれを取っても、“ボーデッサンらしさ”が溢れていました。

当時、従来のOEM中心だった会社の在り方を見直して、埼玉県に工場も設立。バッグ職人さんも多数雇用しました。

当時はとても斬新だった「ジャパンブランド」してマーケットへと提案をすべく、企画製造卸へとかじ取りをしたことは、業界の中でも大きなトピックスとして取り上げられました。

わたくし編集長も、このブランドの展示会へは嬉々として出かけたことを思い出します。

ボーデッサンを卒業されてのち、小さなこのショップを立ち上げた経緯を生嶋さんに伺いました。

「色々と思い描くこともあり、60歳のタイミングでボーデッサンを卒業することを、ずっと考えていましたね。ただ、このブランドはもともと自分がゼロから立ち上げたこともあって、強い想い入れがあります。

長らく夢だった、『ボーデッサンの中でも本当に好きなアイテムだけを集めた店』を実現するために、“ひとり応援団”のような形でここを立ち上げました。

大家さんとのご縁が繋がり、この中庭のあるステキな物件と出会ったのも大きなきっかけですね。」

店舗の玄関には、カラカラと鳴る日本式の引き戸。通りから引っ込んだ、一見分かりづらい場所だが、尚のこと“本物”と向き合うには最適な場所だと話されます。

中央の大きなテーブルでは、セミオーダーやワークショップ等のイベントを開催して、人が集まれる“場づくり”をしていくとのこと。

またお茶を飲んだりくつろいだりする中庭スペースも、緑あふれるとっても贅沢な空間。私も写真を撮っていただきました(笑)

春と秋は最高ですね。この時はさすがにちょっぴり暑かったですが、冷たいビールが合いそう(笑)

そして生嶋さんとの時間はまだまだ続きます。

バッグのこれからの未来についてもお話いただきました。続きはまた次回。

◆ボエーム プリュス ボーデッサン

台東区谷中7-17-9 轟天♯01

instagram https://www.instagram.com/bohemeplusbeaudessin/

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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