【編集長レポート】祈 復興!尾道の街に溶け込む“倉庫の中のホテル” 「Onomichi U2」に行こう Part2

By on 2018年7月18日

こんにちは、編集長の川崎です。

さて、尾道の“倉庫の中のホテル”「ONOMICHI U2(オノミチ ユーツー)」のPart2です。Part1はこちら。

HPによると、施設は先週には全面営業再開した模様。何よりです。

メディアを見ていると、復興にはまだまだの地域が多いですが、みなさんが元気になった暁には改めてこのエリアに取材に伺いたいと思います。

さて、「ONOMICHI U2」のホテル以外のところを見てみましょう。

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建物のなかに“街をつくる”

総面積700坪、主通路は90メートルという「ONOMICHI U2」の広々した空間は、建物の中でありながらどこかの「街のなか」に迷い込んだようです。

全体のレイアウトマップはこんな感じです。地図の左側が海ですね。

これが全部ひとつづきになっている施設というのも、なかなか広大で驚きます。

ホテル以外には、観光客の方だけにとどまらず、地元の人たちが日常的に使えることを重視したとのこと。

なので、気軽に入れる「ベーカリー」「カフェ」「レストラン」などが、意識して店舗ラインナップに加えられました。

こちらのショップの名前は「ブッチベーカリー」。広島弁で「ぶち=とても」という意味なのだとか。

広島、尾道界隈の名産品もいろいろ揃っています。

「YARD CAFE」は穏やかな瀬戸内海を見ながら、ゆっくりくつろげます。コーヒーのいい香りが漂っている幸せ。

レストランは、あえてテーブルや椅子を揃えずに、カジュアルな雰囲気にまとめられていました。夜は明かりが落ちてとてもロマンチックな雰囲気なのだとか。隣にはバーも併設されています。

また、「せっかくここまで来たけど、自転車を持っていない~」という方には、併設されるサイクルプロショップ『GIANT STORE Onomichi』でもちろんレンタサイクルも可能です。

井上さん曰く。

「この建物は、躯体そのものには契約上手を入れられないのです。加えて、せっかくの広々した倉庫なので、なるべく壁を立てないように工夫しました。ショップはそれぞれ、まさに自立した店舗が集積している感じになりました。

まるで、“建物のなかに街”があるような雰囲気にして、メインエントランスにアート作品を置いたり、回遊性を阻害しないようなスロープを作るなど、この中をそぞろ歩きできるようにしています。」

セレクトショップでは、イラストレーター・ストマックエイクさんとのコラボレーションイベントを開催するなど、自転車に限らず人が集まる様々なきっかけ作りを行っています。

尾道商店街を散歩するときのように、この店内をあちこち楽しみながらワクワクした気分を味わって頂けると嬉しいです。」と語っていただきました。

自転車を通じて「しまなみ海道」の魅力を味わえるだけでなく、ひとつのカルチャーとしてこの街に“自転車文化”を根付かせることも重要なミッションなのだと話されていたことが印象的でした。

クリエイティブな空間が、尾道の街に新しい風を吹かせているようです。また再訪できるときを楽しみにしています!ありがとうございました。

◆ONOMICHI U2

広島県尾道市西御所町5-11  0848-21-0550

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インテリアビジネスニュースを大幅リライトしました。

About 川崎智枝

靴・バッグ業界の経営コンサルティング会社にて、23年間MDアドバイスや店舗の活性化、店長・スタッフセミナー等を実施。2014年4月よりフリーとして活動。 コンサルタントとしてメーカーや小売店に対し、「何を売るか」「どう売るか」までを幅広く指導。また研修コーチ、ファシリテーターとして人材育成ワークショップなどを開催。 日本皮革産業連合会主催の皮革研修では、三越伊勢丹、大丸松坂屋などの百貨店を中心にファシリテーターとして研修を実施。 生涯学習開発財団 認定コーチ、日本ファシリテーション協会会員。 業界誌「フットウエア・ プレス」、「インテリア・ビジネスニュース」にライターとして執筆中。 著書「靴・バッグ 知識と売り場作り」(繊研新聞社)など。Bag Number編集長。

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