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【展示会レポート】「第97回 東京レザーフェア」#1

By on 2018年1月23日

ディレクター鈴木です。「第97回 東京レザーフェア」にお邪魔してきました。東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館にて行われ、50社 9団体 計163社が出展。12月6日(水)~7日(木)の2日間、6000人が来場するなど、盛況でした。


スペシャルコンテンツとして、オリジナルレザーファッションショーを実施。<でんぱ組.inc>のライブ衣装を手がけるなど、女性の支持が高い<Jenny Fax(ジェニー ファックス)>デザイナー シュエ・ジェンファンさんと選出された企業とのコラボレーションで「WISH」をテーマにポジティブなイメージを表現。

 

 

このイベントのみの発表となる合計20ルックが披露されました。レザーファッションの概念を変えるような「カワイイ」テイストが斬新ですね!

 

コラボレーション企業 松本企画事務所、久保柳商店、墨田革漉工業の3社、各ブースにお邪魔して、レザーにもフォーカス。

 

 

三重県名張市を拠点とする、松本企画事務所。

 

バッグ、シューズ、ウェアの素材を企画販売。手染め、手描き、着色といった付加価値性が高いレザーを手がけています。作品に使用された素材のベースとなったものを見せていただきました。大柄ではありながらも繊細かつ上品。シュエ・ジェンファンさんのポップな作風とのバランス感も抜群でした。

 

上質な素材感とカラーバリエーションが高く評価された久保柳商店。

 

今年で創業75年目を迎える老舗。1942年創業以来、常に新しい皮革をつくり続けています。浅草のショールームには定番、新作含め常時300点以上のサンプルをストックしているそう。パステル系のソフトなニュアンスが絶妙ですね。

 

各種加工のエキスパート、墨田革漉工業。社名の革を漉く(厚さを調整する)加工において、国内での元祖として知られています。

 

型押し、デジタルパンチング、プリーツ、スペシャルドット、デジタルカッティング、3D・・・とさまざまな加工、他の追随を許さない技術力で大手メーカーから若手デザイナーまで幅広い支持を獲得。今回も素材協力のほか、久保柳商店のレザーを漉くなど、クリエイションをサポートしました。

 

ファッションショー終了後にはトークショーを開催、ジェンファンさんに加え、文化服装学院 バッグデザイン科に在籍し、『装苑』9月号「文化服装学院で見つけた、学生クリエイター」でも話題となった学生クリエイター 安藤百花さん、若い世代に人気の求人プラットフォーム<READY TO FASHION>の石川義朗さん、コラボレーション企業の各担当者が登壇。

 

価格やお手入れの難しさはありつつも「ショー作品により、革の新しい表情と発見があった」、「実際に触れてみないとわからない魅力がある」、「東京レザーフェアには、一枚からでも購入できる企業が出展され、実際にコミュニケーションできるのもうれしい」といった意見が続々。次世代のビジネスパーソンがジャパンレザーの可能性を拡げるきっかけとなったようです。次回に続きます。

第97回 東京レザーフェア

http://tlf.jp

このエントリは、一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」とのシェアコンテンツです。

元記事を読む http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

About 鈴木 清之

オンラインライター、ブロガー。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)オフィシャルブログおよび関連事業のSNSアカウント<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。 紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当した。 弊誌では担当分のニュースを「B.A.G.NUMBER LENS」として発信。日本国内のバッグブランドを中心に財布、革小物からライフタイルグッズまで幅広く「レザー」「エシカル」「ナチュラル」「サスティナブル」に関するトピックを紹介している。 東京・北千住で生まれ、リーガルコーポレーション(現在は浦安に移転)や大峡製鞄をはじめとした ものづくりのメーカー、ファクトリーが身近にある環境で育つ。精肉店の三代目として家業を継ぐべく竹岸食肉専門学校を卒業。ファッションへの夢を断ち切れず、文化服装学院に入学、同校ファッション情報科を卒業。

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