「スペシャリストブログ」<宮城基郎>「JAPAN レザークリエイターズ」レポート

By on 2017年11月18日

「スペシャリストブログ」今週のエントリは、弊誌でお馴染みの新進ブランドのポップアップイベント「JAPAN レザークリエイターズ」をレポート!

 
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こんにちは、宮城です。今週は以前もご紹介した<アトリエフォルマーレ>卒業生のレザークリエーターさんたちによるイベントにお邪魔してきました。

<kugiri(クギリ)>の藤本さんが中心となり、神奈川・上大岡 京急百貨店7F<ギャラリー旬>で11月16日から開催中です。革鞄、革小物を手がける5ブランドが出展。それぞれオリジナリティーがあり、とても見応えがありました。各ブランドは以下の通りです。

 

<kugiri(クギリ)>

機能的な革鞄、革小物が好評。精力的に展示会、イベントに参加するなか、ロールペンケースをはじめとしたステーショナリーが話題に。

このほか、キーホルダーなど革小物をギフトに大量購入される方も。次回は出展は東京ソラマチに決定しているそうです。

 

<Via (ヴィーア)>

希少な素材使い、オリジナリティあふれるデザイン性が支持を集めるバッグブランド。トレンドのゴブラン織り(イタリア製)を使ったバッグが素敵です。メッシュを編み上げたハンドルと裏地のコンビ使いが秀逸でした。

新作ポーチはセルロース素材を用い、製品にしてからプリントしているそう。プリントの擦れ具合がいい感じでした。

 

<FRAGMEND(フラグメント)>

アシンメトリーな革のパッチワークがブランドの個性として際立っています。最近、ECが好調でクラッチやPCケースに要望が多いのだとか。

リアルファーを贅沢に使ったバッグは金具がポイント。小さめサイズですが、長財布はしっかり入るので安心です。バッグの表裏両方使えるのも楽しい。

 

<SA・TO・CHI (サトチ)>

「Japan Leather Award 2013」レディースバッグ部門賞受賞後、実力派ブランドとして認知が拡大。受賞作品 ボストンバッグはロングセラー。素材、デザインのバリエーションも展開中です。


和服の帯の素材を使用したバッグも大人世代に人気だそう。

 

<rng(アールアンドジー)>

「大人ギャル」をコンセプトに活動。ブレない力強さ、素晴らしいですね。


パイソンと革のコンビや、ポーチ、セカンドバッグとしても使用できる小物が新作として追加されていました。

 

 

前回お買上げの方にDMを郵送しリピーターが続々と来店。予算を上回り、順調に推移しているそう。百貨店サイドからも高く評価されているとか。すべての参加ブランドでは、デザイナー自身がつくり、接客も担当。そんなものづくりとの近さに惹かれ、購買につながっているようです。人気イベント「日本革市」も同様ですが、地方百貨店をはじめ、郊外型店舗で開催し、成果を上げています。販売イベントの成功例として注目です。

 

商品力もさることながら、参加ブランドの皆さんの熱意がしっかりとお客さまに届いていますね。私も応援しております。バッグ業界、セレクトショップ関係者、新しいブランド、商材をお探しの方もおすすめです。会期は22日まで。

 

 

上大岡京急百貨店

http://www.keikyu-depart.com/kqdep/topics/event/saiji_tmp01.html?p_id=52562

 

 

◆プロフィール◆宮城基郎

DCアパレル、大手バッグ製造卸会社に30年間勤務。営業、MD業務や新規ブランド立ち上げに関わった後、独立。2015年1月起業し、「革業界、バッグ、革小物業界を元気に」を理念に生産・企画・営業まで、トータルにアドバイスできる強みを有し、現在数社とコンサルティング契約。タンナーとの協業によるオリジナル革製品<george(ワインボトルホルダー)>の販売宣伝事業も開始。自身のサイトでブランディングノウハウやファッションビジネス情報の記事を更新中。

<MIYAGI PLANNING>では、生産工場紹介、交渉や売り方の面などでお役に立つサービスをご用意しています。まずはお気軽に無料相談もお受けしていますので、ご利用ください。コンタクトは下記リンク先から。

<MIYAGI PLANNING>

http://miyagiplanning.com

About 鈴木清之

オンラインライター。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)関連事業および、国内バッグブランドのブログ、ツイッター&フェイスブックの<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当。<つくり手>と<つかい手>がつながるきっかけをつくっていきたい。

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