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【まとめ】工場見学、個人作家の仕入れ、就職相談など超充実! 「浅草エーラウンド2017秋」

By on 2017年10月19日

革とものづくりの祭典「浅草エーラウンド2017秋」が10月20日(金)からスタート。今回で9回目を迎え、イースト東京 浅草・奥浅草エリア一帯を会場とする地域イベントとして すっかりおなじみに。開催直前、イベントの概要をまとめてご紹介!

1万5000人~2万人が訪れる人気イベント

150年の革靴づくりの伝統を有し、革靴の生産出荷額日本一を誇る<革のまち>、奥浅草。ものづくりのDNAが息づくエリアを盛り上げる「浅草エーラウンド2017秋」では、通常非公開のファクトリーをオープンするなど、街の魅力を発信。毎回1万5000人~2万人が訪れる。86組(エーラウンドマーケットのブース出店も含む)の企業・店舗が参加。皮革産業の工場・工房や革問屋の公開に加え、地域の個性的な飲食店や雑貨店でも、さまざまなおもてなしで特別感を表現する。

特別公開! 浅草のものづくり 工場見学

工場見学は、奥浅草エリアの靴生産を支えるメーカーの工場を日時限定で公開(無料)。

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【20日・21日・22日】
あしながおじさん靴工場(浅草4-48-5):婦人靴ブランドの工場。各日11:00、14:00

【20日・21日】
東京刃型(浅草6-21-12):革を切り抜く「抜型」の製作メーカー。20日・11:00、13:30/21日・11:00

【20日】
パイロットシューズ(今戸2-36-11):老舗の婦人靴メーカー。ガイド付き工場見学(要予約)

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期間中の特別公開、施設公開

そのほか、ヒールや金具の専門卸や、吉田カバン創業者の吉田吉蔵記念館(通常は水・木曜のみ開館/写真・上)の公開、東都製靴工業協同組合(認証革靴)<産官学で革靴認証事業を推進する事業とポップアップショップの紹介/写真・下>、「東京都立皮革技術センター(台東支所)施設公開」<台東分校生の作品展示、技術相談/20日まで>も注目だ。

個人のつくり手をサポートするプログラムが続々

今回の特徴は、個人で活動するつくり手たちへのサポート。2010年代以降、「minne」や「Creema」に代表されるオンライン上のマーケットプレイスが人気を獲得。個人間売買のクラフト作品のマルシェイベントやクラフト教室、DIY体験ワークショップが支持され、ハンドメイド作家やハイ・アマチュア層のクリエイターが増加中だ。こうした個人作家たちを対象にプロユースの素材に触れ、職人の話を直接聞くことができる機会を設け、応援する。

さまざまなブースが楽しいマーケット

「個人には難しい」とされる問屋とのつながりをもってもらおうと、個人作家やハイ・アマチュア作家に革の仕入れ支援を企画。21日・22日には既存の飲食店や革製品の販売店をギャラリー化し、マーケットとスポット合わせて20軒近くが、品質は折り紙付きの素材を用意しています。マーケットでは吉比産業をはじめとした<スマイルレザー>、東京・鳥越 おかず横丁の人気イベント「ものづくり横丁」、企業と気鋭のデザイナーのコラボレーションによるプロジェクト「+d x TOKYO L 」(写真・下/「蔵前展」での展示)、ケア製品のトップメーカー<コロンブス>も見逃せない。

<求人ソムリエ>が人材マッチング

浅草エーラウンドでは、皮革産業の後継者育成にも取り組み、ものづくりや革関係の仕事に関わりたい人と企業のマッチングも実施している。マーケットの「I want YOU」では、奥浅草エ リアのメーカーや工場の求人情報を公開。ブースにはつなぎ役となる<求人ソムリエ>が常駐し、モノづくりや革関連の仕事に携わりたい方と企業とを橋渡しする。

恒例のツアーでは、入門編から深掘りまで、3日間で全11コースをラインナップ。活躍中のレザークリエイターとともに道具・材料を探す、個人作家を応援するツアーが話題だ。

特選革の販売ほか盛りだくさん<桜橋レザーパーク>

恒例の<桜橋レザーパーク>は、皮革卸問屋 富田興業内(今戸本社2F、5F)に<革のテーマパーク>が期間限定で出現! 

特選革の販売、革を使ったものづくり体験ワークショップ、実演・講演・・・と盛りだくさん。


活躍中のクリエイターを多数輩出した<バッグアーティストスクール レプレ>のブーでは、ワークショップのほか、「かばん屋さんのキット販売」、とっておきのツールのお披露目も。


さらに大阪のカリスマ的ショップ<レザークラフトフェニックス>の「金具や工具の販売」に加え、大阪の人気イベント「本日は革日和♪」が出張。「人に話したくなる革セミナー~革?皮?革素材はどう作られる?」、「人に話したくなる革セミナー~靴と鞄の違いを作り方から見てみる。」とレザー初心者からマニアまで毎回大好評納得の講座を開催する。

「今回、SEIWAさん全面協力による革や布に描けて割れない顔料、ファブリエの体験会を開催します。かなり貴重な機会ですので、ぜひ、お越しください」と村木さん。

新プログラム、「LOOP」ローンチ

このほか、新プログラム、「LOOP」がローンチ。開催を重ねてきたなかで店舗同士が仲良くなり、自主的に運営する企画がはじまる。既存のカフェや革製品の販売店に作家やアーティストの作品を展示。10店舗がギャラリーに変身。ワークショップ、レンタサイクル(エーラウンドマーケットで貸出、2時間まで無料)もあるそうだ。

最後におすすめしたいのは公式ウェブサイト。広い奥浅草一帯へスムーズに移動するための強い味方、公式ウェブサイトがグランドオープンした。出店者情報を場所別・ジャンル別に分かりやすく表示。スマートフォンからも閲覧しやすく、マップや最新情報をチェックできるので会期中も安心だ。ツアーのコース情報、予約できる。<まちめぐり><ものづくり>を通して、ひととひとの絆も生まれる・・・新しい出会いを探しに、出かけてみては?

「エーラウンド」 

http://www.a-round.info/

 

一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」を再構成

http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

About 鈴木 清之

オンラインライター、ブロガー。「装苑ONLINE」、スタイルストア「つくり手ブログ」<徒蔵(カチクラ)ガイドブック>ほか、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA/皮産連)オフィシャルブログおよび関連事業のSNSアカウント<中の人>業務、コンテンツ運用を担当。 紙媒体ではムック「日本の革」(エイ出版社)の取材・ライティングを担当した。 弊誌では担当分のニュースを「B.A.G.NUMBER LENS」として発信。日本国内のバッグブランドを中心に財布、革小物からライフタイルグッズまで幅広く「レザー」「エシカル」「ナチュラル」「サスティナブル」に関するトピックを紹介している。 東京・北千住で生まれ、リーガルコーポレーション(現在は浦安に移転)や大峡製鞄をはじめとした ものづくりのメーカー、ファクトリーが身近にある環境で育つ。精肉店の三代目として家業を継ぐべく竹岸食肉専門学校を卒業。ファッションへの夢を断ち切れず、文化服装学院に入学、同校ファッション情報科を卒業。

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